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タイマッサージとは
タイ式マッサージをWikipediaで検索してみると・・・
タイ古式マッサージ(タイこしきマッサージ、通称: Nuat phaen boran、タイ語: นวดแผนไทย)は、タイ伝統の一種のマッサージであり、指圧による揉み動作だけでなく四肢を曲げ伸ばすストレッチを含んでいる。「古式」とあるが、西洋近代医学を取り入れたアレンジも行われており、宮廷に伝承されたものにはストレッチの技法はない。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とあります。
タイ式マッサージは「世界一気持ち良い」と言われています。
指圧だけではなく、ストレッチも取り入れているのが特徴で、2019年にタイの無形文化遺産に登録されています。
タイマッサージでは、人体にはセンと呼ばれるエネルギーラインがあると考えていて、センをゆったりとほぐして行くことで、血流が流れ、自律神経のバランスが整い、自然治癒力が高まると考えられています。
東洋医学のエッセンスが入っていますね。
施術者は、手のひら・指・ひざ・肘・足など自身の様々な部分を使ってマッサージをしていきます。
近年ではリラクゼーション効果が高いマッサージと注目されています。手技の中には一般的な指圧・ヨガ・整体の手技・ハワイのロミロミに似た手技も含まれていて、世界の様々な施術を取り入れながら発達していったマッサージのようです。
自分で施術していても、いろんなマッサージのいいとこ取りをした施術方法だなあ〜と思います。
ブランスパでは、一般的なタイ古式のマッサージをベースに、オイルも使った施術を行なっていきます。
タイ式マッサージの歴史
タイ式マッサージは、元々はタイの伝統医学の一つです。
今はリラクゼーションの手段ですが、起源には宗教との関わりが強く、2500年前にブッタの主治医だったシヴァカ先生(シヴァカゴーマラバット「Javika Kumar Baccha」)が考案し、タイに導入されたと信じられています。
←ちなみに、シヴァ先生の画像はこれ。
ちょっと怖い・・?
仏教の伝来とともに、タイの寺院を中心に広まり、タイ王国の宮廷で医療の一貫として利用されていたことが、記録に残っています。
なんでも、タイ王国の宮廷には「マッサージ師」という職位があり、高い地位だったとか・・!お医者さんと同等に扱われていたんですね。
今でも、タイマッサージの前後には簡単なお祈りの時間が設けられています。
その後、1915年には、近代医療の発達により、タイの伝統医療が禁止されてしまい、医療としてのタイマッサージは衰退します。
1980年代には外国人がタイ式マッサージをリラクゼーションの手段として注目し、タイのマッサージ学校に通うことが多くなり、タイマッサージは、伝統医療から、経済価値のある文化資産へと変貌を遂げました。
1992年にタイで初めてスパが開かれ、現在、タイマッサージはタイの重要な観光資源として位置付けられています。
2019年には無形文化遺産に登録されました。
タイマッサージの特徴
施術者の全身を使った、指圧・ヨガ・ストレッチの組み合わせ
タイ式マッサージと聞くと、痛そうでアクロバティックなストレチをイメージする方が多いかもしれませんが、それだけではありません。
確かに特徴的でわかりやすいのでストレッチの写真が使われることが多いのですが、オイルをつかった施術もありますし、指圧のアプローチもあります。
むしろ、現代のタイ式マッサージは、海外から注目され発展したこともあり、タイ式の考え方をベースにしつつ、世界中の施術が組み合わされています。
バリ式のようなオイルを使った施術、ハワイのロミロミのような施術や、整体の筋膜リリースの手技が取り入れられています。
まさに、世界のマッサージの良いとこどりをした施術です。
また、施術をする際は、母指(おやゆび)・手根(親指の付け根)・4指(親指以外の指)だけではなく、腕・肘・膝も使いマッサージをしていきます。
施術者自身も全身運動をおこなうようなマッサージになります。
全身への長時間のアプローチ
タイ式マッサージは、ゆっくりと時間をかけて全身にアプローチをしていきます。
一般的なオイルコースでも、ちょっと急いでも90分、普通に施術しても120分、プラスアルファで凝っている部分を重点的に施術すると180分を超えてしまいます。
タイ式マッサージでは、2,3時間の施術は当たり前の長さです。
また、タイ式マッサージは、全身にはエネルギーが流れるセンがあるとという考えがあるため、局部的なマッサージでは疲れが取れないと考えられています。
だから、腰が疲れたから腰だけをもむ、肩が凝っているから肩だけをもむ、という考えはありません。
肩や首が疲れていても、足のマッサージもしっかりしていきます。
例えば、足のふくらはぎの部分には、胃腸を整えるセンがあると考えられていますよ。
揉み返しが少ない
指圧式のボディケアに比べて、揉み返しが少ないのも特徴です。
そもそも揉み返しとは、硬い筋肉を無理に解そうと局所的な圧を入れることで、筋繊維に炎症を起こしてしまう状態をいいます。
タイ式では、ゆっくりと時間をかけて行い、ストレッチも交えて行います。
実際にやっていてもわかりますが、指圧だけのマッサージに比べ、圧倒的に必要な力が少ないです。
無理にほぐすより、ご自身の体を使ってストレッチをかけるからでしょうね。
揉み返しが怖い、という方もぜひ体験してみてほしいマッサージです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現代のタイ式マッサージには、昔の宮廷時代のような厳格なルールはなく、また非常に多くのスクールもあるため流派は様々です。
ブランスパでは、タイ式マッサージにこだわるというよりも、タイ式をとりいれつつ、お客様が一番リラックスできる施術にしていっています。
ストレッチだけではなく、指圧やリンパドレナージュ、オイルエステも取り入れています。
ぜひ体験してみてくださいね。
予約はこちらから。
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